※この記事は歯科医師監修のもと作成しています。
本当に無料なのか?
はい、無料です
市から届く歯科健診の案内をご存じですか?
そのほとんどが無料~500円となっています。
(この記事では便宜上、無料の歯科健診と書いておきます)
この案内は決まった節目の年齢や、妊婦になってから届きます。
と思っていたら、健診後になぜかお金を取られた・・・なんて事はありませんか?
この記事では、無料の歯科健診のクーポンをもって受診したのに、
なぜか料金を取られたと言う理由を書いています。
なぜ料金が掛かったのか?
その場合、いくつか考えられる理由があります。
まず、市や国からの案内で行う歯科健診には決まった項目があります。
これらは各歯科医院が記入シートを持っており、無料歯科健診をした際にチェックしていき、患者さんが帰る時に渡します。
実は無料とはこの検査項目の中だけの話です。
もしこの時に患者さんが、
クリーニングしたいし歯石も取ってほしい
なんて事を言うと、無料健診とは別に保険診療または自費になります。
先述したように、無料健診の項目は決まっています。
それ以外の事を希望したので、それらには料金がかかるという事なのです。
但し、無料だと思ってきたはずなのに帰る時にお金を払わされるなんて、ガッカリしませんか?
そう思わせない為にも、もし無料健診以外の事を希望する患者さんがいる場合は
次回予約を取って、また来てくださいね!という所が多いでしょう。
万が一、同日に保険診療や自費になって料金が必要になりそうな場合には、医院側から何か一言あると思います。
どういう要求で料金が発生するのか?
先述した通り、無料健診の範囲内だと料金はかかりません。
掛かる場合は下記の要求が考えられます。
歯が染みるから確認して欲しい
クリーニングして欲しい
歯石を取って欲しい
などの要求です。
ここで落とし穴があります。
染みるから確認で、一体なにをするのか?
注意 レントゲン撮影をした
これは市の歯科健診項目にはありません。
レントゲンを撮影をした場合、歯医者側がボランティアでない限りは有料になります。
レントゲン撮影はかなり高額なので、ここで自費にする先生はいないでしょう。
どうすれば無料で受けれるのか?
本来ならば料金がかかる時点で、かかる前に説明があります。
また、料金発生案件の場合は次回に回し、
今回は無料クーポンなので無料で終わりです
という歯医者が普通でしょう。
ただ、説明をされなくともお金が掛かる診療をして貰ってはいるので、払わないわけには行かないし返金も考えられません。
このような事をしてしまう歯医者は、連携が取れてなかったりたまたま言い忘れていたりと様々です。
ではどうするのか?
歯医者に行ってすぐに、受付に無料クーポンを提示してください。
そして「このクーポンの範囲内で診て下さい」と一言添えましょう。
ここまですれば歯医者側もミスをする可能性は限りなく低くなります。
皆さんも是非クーポンを使って健診へ行ってみて下さい。